今週末は台湾大学EMBAの第二学期の期末試験があった。
今学期は3つの必修科目をとっていたのだが、そのうち2つはちょっと変わった期末試験だった。
1つは、試験の問題に回答することに加えて、笑い話を書くこと。
意図は良く分からないのだが、面白い話であれば点数を上げてくれるとのこと。
(もしかして、この教授は「ネタ帳」でも作っているのだろうか。。。)
もう一つの試験はもっとユニークで、まず3つの選択肢が与えられた。
1つ目の選択肢 …… くじ引き。くじには70~90点までの点数が書かれていて、くじ引きによって期末試験の成績が決まる。(70点は台湾大学EMBAの合格点。)
2つ目の選択肢 …… 制限時間30分の試験。90点満点。
3つ目の選択肢 …… 制限時間90分の試験。100点満点。
教授がこのユニークな試験形式を説明されたときには、僕は自分の中国語の聞き取り能力に重大な問題があるのかと思ったくらい驚いた。
元々問題はあるにはあるのだが、このときはまさに耳を疑ったのだ。
結構多くの同級生たちが「くじ引き」部屋へ走っていったのだが、僕の方は、何か聞き間違いや聴き漏れがあるかもしれない、あるいは何か裏があるのではないかと思い3つ目の選択肢をとった。
この試験の次の日に同級生たちが、がやがや話しているのを聞くと、くじ引きの話は本当で、かなり多くの人がくじ引きを選んだらしく、くじ引き部屋は相当賑わったらしい。
僕の周りのくじ引き参加者の最高得点は88点で、他は80点台の人もいれば70点台の人もいた。
果たして教授が仰られていたことは本当だったのである。
仕事も忙しい中で半分徹夜の日々が続いた後、半分狐につままれたような気持ちであるが、とにかく期末試験は終わったのでまずはよしとする。