中学生時代、英語の教科書で「ライスプディング」 (Rice Pudding) という単語に出会いました。
ご飯で作ったプリンとはなんと奇特な食べ物だろうと訝しく思い、そしてその味が想像できずに却って好奇心を煽られたことを今でも覚えています。
いずれにせよ、米を非常に大切にする文化の中で生きてきた日本人にとっても、米を甘く味付けすることはお餅以外には考えられないのではないでしょうか。
この既成概念を打ち破られたのが、大学生の時に行ったフィリピンで食べたマンゴーの料理でした。
フィリピンでは名産のマンゴーに蒸したもち米をのせて、更にそれにココアをかけて食べるのです。
気持ち悪いようですが、実はこれが結構美味しくて、これを食べ過ぎてお腹の調子を悪くしてしまいました。
台湾でも、まず気に入ったのは紫米のぜんざいのようなデザート。
体にもよさそうで、味もよいし、よい感じのデザートだと思いました。
今回またも北京語の先生が中壢市にある「三角店」という客家のお米料理のお店より、お土産を買って持ってきてくれました。
『碗粿』(台湾語:うあげー)と呼ばれるこの料理は、まさにもち米で作った「ライスプディング」でした。
スプーンですくうとプルプルしていて、口の中に入れると素早く溶けていきます。
この食感がたまりません!
味付けは甘味(黒砂糖で味付けしたもの)とそのままのもの(上に切り干し大根がのっている)がありますが、どちらもいけます。
あ、三角店のウェブサイトを見つけました。
http://www.caibao.com.tw/product1.php?page=1
もし機会があれば、皆さんもどうぞお試しあれ!
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上にのっかっている茶色のモノは何ですか?ひき肉じゃないよね?プディングというのに卵は入っていないんですね、、、。
返信削除上にのっているのは台湾の切干大根です。そう言われてみれば、ライスプディングというよりはライスゼリーと呼んだ方がよいかもしれませんね。。。
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