いよいよ台湾大学EMBAで初めての期末試験の日が来てしまいました。
昨晩ソファーで復習用の資料を読みながらうっかりそのまま寝てしまったのですが、6時頃に朝日の光に起こされました。外は快晴です。
こうして、台湾名物台風休暇で期末試験が流れないかという僕の浅はかな期待はあっさりと裏切られたのでした。
午前中は管理会計の期末試験で、この科目についてはきちんと勉強してそれなりに自信もあったつもりですが、それでも分からない問題が少々ありました。悔しい。。。
そして書き終えたのは時間ギリギリ。
けれども授業だけでなく、『復習課』や期末試験の準備でそれなりの練習問題を解いたこと(解かさせられた、と言った方が正確でしょうか)、そして最後の最後のテスト中にまで考えさせられ、本当によい勉強になり、仕事とは違う充実感を楽しみました(単なる自己満足かもしれませんね)。
午後は財務投資管理で、この科目は元々自信はありませんでしたが、テスト用紙を見て、いよいよ青ざめました。
昨年の過去問とも、『復習課』で『助教』がまとめてくれた内容とも全く異なる問題で、『ヤマ』が完全に外れたのです!
仕方なく出来る問題から解いていって、たくさんの穴空きがある答案用紙と格闘している真っ只中、同級生たちはぞろりぞろりと答案用紙を提出し始めて教室から出ていきます。
気づいてみるとまだ残っているのは私と左隣の同級生のみでした。
静かな教室で『穴空き』をのんびり埋めていると、右隣のクラスメートが戻って来て「そろそろ時間よ」というので、埋め終わったところで諦めて答案用紙を提出しました。
教室の外に出れば、同級生たちが「あとは野となれ山となれ」といった感じでブーブー言いながらだべっているのでした。
疲れ気味の僕は、今日は同級生に付き合わずお先に失礼したのですが、帰宅途中の地下鉄の駅でふと気づきました。
「あれ、テストの終了時間までまだ1時間ある!」
ということは実は僕が解くのが決して遅かったのではなく、皆が速過ぎたのでは?
僕よりもずっと早くに退出した大部分の同級生たちですが、すごく簡単に書き終えた人と、すごくあっさり諦めた人しかいないということでしょうか。
管理会計の充実感は吹っ飛び、財務投資のテストの謎をぼおっと考えながら、僕は地下鉄で降りる駅すら間違えてしまうのでした。。。
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「深度、広度、更要高度」って今の日本に必要なことですね。日本はハードルが低すぎる、、、、。
返信削除なんだか日本はどんどん悪くなっているようですね。次回の訪日に際してどきどきしています。
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