(2020年2月29日土曜日投稿「九份付近でプチ登山 ③天空の城黄金神社」 https://kabu-taiwan-kikou.blogspot.com/2020/02/blog-post_29.html
から続く。)
前回の黄金神社も素敵だったのですが、例の近所のコーヒー屋のお姉さんが見せてくれた古い橋の写真が素敵なので、2020年2月23日(日)に自分で見に行くことにしました。
お姉さんから散策のルートを教えてもらったのですが、途中何度か道に迷いつつも、何とかゴールまで到達することができました。これが結構面白い散策コースだったので、ここに記録し、みなさんと共有したいと思います。
①
例によって台北の北門駅から九份へ向かう965号バスに乗ります。ただし今回は『隔頂』というバス停で下車します。
②
「山尖路観光歩道」という石碑がありますので、その横の階段を降りていきます。
③
この歩道を直進します。元々は古道だったのが、観光歩道として非常によく整備されていて、歩き易くなっています。
④
しばらくすると三重橋(中国語では「三層橋」)に辿り着きます。
近くに「外九份溪圳橋」という解説の看板がありました。「外九份溪」は川の名前で、「圳橋」または「水圳橋」とは用水用の橋、すなわち水が通る橋の意味です。
一番上の橋は左右が非対称的な形をしており、現地で取れる玉石を使用しているとのことです。この近くにある日本鉱山精錬所に水を運んでいました。日本統治時代につくられたもので痛みが激しく、最近補修工事を終えました。
真ん中の橋は、更に後の時代に作られたコンクリート製の水道橋だったようですが、改修され人がこの上を歩けるようになりました。
一番下の石のアーチ橋も日本統治時代につくられた元々通行用の橋だったようです。古風な美しい橋です。
これで三重橋を見るという目的は早くも達成したのですが、これだけでは物足りないので、ついでに他のものも見ていきたいと思います。
⑤
歩き続けると、舗装道路に出ます。案内の看板がありますが、現在地が赤い点のところです。この案内図の通り、左折してしばらく歩くとまた歩道(階段)がありますので、そこへ進みます。
⑥
階段を登っていくと途中で昔の水道管があります。これも日本統治時代につくられたものなのでしょう。ここに入っていきます。
⑦
もう一つの水道橋が見えます。これもまた古風溢れる美しい橋です。
⑧
橋を過ぎると今度は岩山を切り開いたような歩道があります。ちょっと不思議な風景です。
⑨
ここを抜けると左手に大きな岩があり、更に歩くと廟の駐車場に出ます。この廟にはトイレがありますので、必要に応じてここで休憩するとよいでしょう。
⑩
廟を出て左に進みます。しばらくすると廟の大門がありますが、これをくぐって左折します。
⑪
駐車場があり、その横に階段がありますので、これを登っていきます。
⑫
階段を登り切ると公園がありますが、この公園を抜けると壁に食堂の看板があります。この看板の誘惑に負けずに左折します(笑)。
⑬
舗装路を道なりに進み続けると「勸濟堂停車場」という名前の大きな駐車場に出ます。横に案内図があり、「報時山」という方向の階段を登っていけば展望台があって、良い景色が楽しめます。時間に余裕があればこちらに登ってもよいでしょう。「報時山」に登るかどうかはさておき、この大きな駐車場を抜けます。
⑭
赤煉瓦の瓦礫のようなものがありますが、これが当時のトロッコ列車の駅の跡で、「天間車遺址」と呼ばれているようです。
次にトロッコ列車の線路の跡を歩いて行きます。
(続く)
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