台湾に5年以上いるのに、しかも苗栗県にある客家の親戚分の家に時折行くのに、僕はこれまで客家のチマキを食べたことがありませんでした。
ですから未だに『客家粽』がどのようなものかを知りませんでした。
しかも毎年なぜか端午節は海外出張が入るかとかで忙しく、苗栗に遊びに行くこともできませんでした。
今年もその例外ではなく、端午節のときは東京へ出張でした。。。
そんな失意の(?)東京出張から帰国し、「エバラ焼肉のタレ」「永谷園のお茶漬け」「白い恋人」などのお土産ををクロネコヤマトの宅急便で妹分に送ってから何日か過ぎたある日のことです。
「お兄さん、今家にいる?」
急に妹分から電話がありました。いるよ、と答えたところ、
「苗栗のお祖母ちゃんの家からお土産があるの。今から持って行くわ。」
しばらくすると、うちのマンションの前にタクシーが来て
「お婆ちゃんの作った粽、冷凍だけど食べて。」
と図らずも『客家粽』の贈り物を手にすることになったのです。
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・・・・・・このチマキを蒸し上げると、笹の良い匂いがプーンとしてきました。
食べる時には、まずは「甜辣醤」というソースをつけていただきます。
中身は干し大根、干しえび、シイタケ、豚肉などが入っていますが、今までに食べた台湾のチマキとは異なり、油っこさが全くなく、かつあっさり味で即気に入りました!
(写真の左は精進のチマキ、右は普通のものです。)
妹分に電話でお礼を言い、そのついでに「ところで客家粽の定義は何なの?」と聞くと、おばあちゃんに聞いてみるわ、とのことでした。(またも次回へ続きます。)
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