9月中旬に期末試験があるため、台湾大学のEMBAでは正規の授業以外に『補習班』と呼ばれる復習のための補習クラスが開かれるようになりました。
通常の期間は2週間に1度土曜日全日と日曜日半日の授業があるのですが、今週末は日曜日の午後はこの『補習班』に当てられました。
さて、補習の前に軽く昼食をということで、同級生がピザハットで宅配ピザをとってくれました。
私はアメリカの学生時代のプロジェクトのときに、いつもピザとサンドイッチを食べてスパコンに向かいながらプログラムを書き続けるという生活を送っていたため、ピザは正直見たくもありません。
しかも、私の名前と台湾のピザハットの電話番号の発音が似ているため、一時期『ピザハット』というあだ名をつけられるという惨事(?)があり、ピザハットはいつも避けていました。
そんなわけで台湾生活5年強にして、本日初めて台湾のピザハットのピザを食べる機会に恵まれたのです。
箱を開けてみると、台湾のピザハットは日本のものとよく似ていて、とにかく具たくさんですね。
変わった味のものもありまして、『韓国キムチ焼肉ピザ』なぞというものもあったのですが、意外にもいやこれがなかなかいけます。
更に見慣れないピザを食べ続けると、またまた1つ変なものがありました。
おや、と思い同級生に何かと聞くと『和風たこ焼きピザ』とのこと。
確かにタコがのっていて、マヨネーズがかけられていて、和風ではないけど台湾の屋台でよく見る『台湾風たこ焼き』の味がします。。。
皆は美味しいと言っているのですが、日本人の私には正直違和感があります。。。
目を何度もぱちくりさせながらピザを食べている私を見て、同級生がピザハットのメニュー広告をくれました。
メニュー広告の裏側には確かに『和風たこ焼きピザ』、『韓国キムチ焼肉ピザ』などがあります!
(見えにくいかもしれませんが、それぞれ下の写真右下の6番と8番です。)
更にメニューの表を見て驚きました。
『寿喜醤焼牛比薩』と『川味椒麻鶏比薩』なるものが堂々と紹介されています。
(上の写真を御覧下さい。)
なんとこれは『(醤油味)すき焼きピザ』、『四川風辛味鶏肉ピザ』という意味ですよね!?
まさかと思いつつ、学級委員長さんに確認すると、
「うん、そうだよ、四川風は僕は変だと思うけど、すき焼きはきっとイケルと思うよ。今度頼もうか?」
とすました表情で、学級委員長さんらしく真面目に答えられます。
僕は驚きの表情を必死で隠しつつ、
「台湾のピザって本当にクリエィティブだね!」
『奇想天外』と口元まで出かかっているのを『クリエィティブ』と置換えてこう言うことで精一杯でした。。。
すき焼きピザ、一体どんな味なんでしょうね。食べてみたいようなみたくないような。。。
✤✤✤
お手数ですが、カブへの応援のワン・クリックを宜しくお願いします↓
できればコメントを頂ければ嬉しいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿