最近中壢の実家に戻られた北京語のT先生から、小さなビニル袋を渡されました。
中身を見ると、お、これまたチマキです。
T先生によると、このチマキは中壢にある「三角店」という古いお店がつくっている客家の伝統的なチマキとのことです。
早速、自宅で蒸して食べました!
外はタケノコの皮で、中は笹の葉にくるまれています。
この皮を開けると、ぶるるるるんとチマキの中身が飛び出てきます。
断面ショーです。肉や切干大根や干しえびなぞがたくさん入っています。
さて、T先生に聞いてみました。
「苗栗の妹の家のは米粒が見えていて閩南のと似ていたのですが、これはもちやお団子に似ていて日本のチマキと似ていますね~。」
T先生は仰られます。
「客家の伝統的なチマキはもち米を潰して作るものなんだけれども、手間がかかることや閩南人の影響で、最近は米粒のままのやり方で作る人が増えてきてるの。」
「それに客家の街は台湾では新竹、桃園(中壢など)、苗栗、(高雄の)美濃、屏東等色々あるけれども、言葉や文化は、それぞれ違っているわ。」
T先生は続けられました。
「それでもね、やっぱり結論はいつも誰もがいっしょで『うちのオカンがつくるチマキが一番だ』ということ!」
そういってT先生は微笑まれました。
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