【お願い】以下は2020年5月30日に成田空港より日本へ入国、隔離された経験を記しております。入国のタイミングや場所によって、当局の対応や種々の状況は変わってくることもあるかと思います。この点を予めご承知おきの上、本日記をご高読いただきますようお願い申し上げます。
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(2020年6月14日(日)投稿「新型コロナ隔離日記⑥隔離ホテルにて(第1日)」より続く)
5月31日の日曜日は爽やかな朝でした。起床して部屋をキョロキョロすると、部屋にコーヒーがないことに気づきます。そこでスーツケースの中からもぞもぞとモンカフェを出して、コーヒーを入れました。すると館内放送があります。
「今から朝食の配膳を始めます。これから部屋のドアは開けず、次の配膳完了のアナウンスがあるまでお待ち下さい。」
確かに食べ物を配っている時に、陽性の人の部屋の空気がそこへ流れていくようなことがあれば怖いですね。しかし、本当に細かいところまで気を配って、感染防止を徹底されていると感心しました。
30分ぐらい経つと、再度館内放送があり、配膳が完了したので朝食をとって下さいとの連絡があります。
ドアを開けると、ドアノブにお弁当がかかっていました。
お弁当はきちんとしていて美味しいです。サラダには私の大好きなルッコラがたっぷりと入っていて驚きました。最近の日本ではルッコラは安いのでしょうかね。台湾ではルッコラは輸入品が多く、まだまだ高いですね。
朝食を終えてから「退所に関する手引」を読み、事務局に電話を入れます。コロナ対策ハイヤーに何時に迎えに来てもらえばよいかを相談、確認するためです。
PCR検査は三日目の朝に結果が出るのですが、その後成田空港や羽田空港等へ順次バスが出たり、滞在を続ける方々の昼食の準備があり、そちらと迎えの時間がぶつからないようにし、人と人との接触を避ける必要があるためとのことです。したがって、ハイヤーがホテルに来る時間にも制限がでてきます。
事務局と相談した結果、ハイヤーが迎えに来てもよい時間帯はほぼ9:30-10:00に限られるとの結論に達したため、明日の9:30に予約時間を変更することにしました。
その旨ハイヤーの会社に連絡をし手配を終えてから、「待機場所及び待機場所までの移動手段についてのアンケート」を記入し、指示通り部屋のドアにマグネットで貼り付けておきます。
そうこうしていると昼食の時間になりました。日本のお弁当は美味しいです。有り難くいただきます。
昼食を終えて窓の外を見るとよいお天気です。隔離期間の14日間は外へジョギング行ったり、山へトレッキングに行ったり出来ないのは残念ですし、とりわけ今日は原則ドアの外へすらいけないことを考えるとちょっと溜息が出ます。
それでも仕事のメールを書いたり、フェイスブックの前日の投稿に対して来ている質問やコメントに対応したりしている内に、一日があっという間に過ぎていきます。
夕食は17:30ぐらいに配膳が完了したため、随分と早い時間の夕食になりました。
夕食は美味しかったのですが、タイミングが早かったためか、台湾のお弁当に比べるとボリュームが少なめだったためか、23時前に寝ようとした時、ややお腹が空いてきて寝付けなくなりました。たまたまスーツケースの中にブレックファースト・バーとかナッツの袋を入れていたので、それを少々食べてから寝付きました。
事務局に言えばお夜食を持ってきてくれるとは思いますが、PCR検査の結果が出る前には原則部屋から外には出られませんので、ちょっとした食べ物を持っていれば安心かもしれないですね。
(続く)
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