台湾への留学に興味がある方々へのご参考のため、引き続き昨年大学院受験の際に書いていました日記をご紹介したいと思います。
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EMBA書類準備こぼれ話(2009年9月15日)
結局EMBAの予備校に申し込みをしました。
その場で即、EMBAの受験申込の準備の説明がありました。準備しならないモノは下記の通りとのことです。
① 予備校のフォーマットでの履歴書と自伝
② 現在の会社の在職証明書
③ 写真
④ 居留証のコピー
⑤ 前の会社の離職証明書
(EMBA受験資格の一つは職歴が10年以上あることで、在職証明と離職証明で在職年数を証明しなければなりません。)
⑥ 大学/大学院の卒業/学位証明のコピー
⑦ 名刺
⑧ 大学/大学院の成績証明書
⑨ パスポートのコピー
⑩ 資格の証明書、著作のコピー、表彰を受けた証明、特許の取得証明など受験において有利になると思われるもの
帰宅後早速準備を開始したのですが、予感の通りやはり色々と問題が起きました。
まずは日本の母校の証明書発行手続きです。
海外への発送はどうすればできるのか問い合わせたところ、「海外への発送は可能です。ただし、返信用の封筒に日本の切手を料金分貼ってこちらへ送ってください」との回答でした。
海外では日本の切手の入手は難しいと思うのですが。
流石は日本の国立大学、不親切の総本山という感じの回答です。
しかも日本では「海外返信用切手」というものがあるのですが、台湾は国連に加盟していないのと同様、国際郵便何とかという団体に加盟していないがため、このような海外返信用切手は台湾ではないことが判明しました。
ああ、これも台湾の悲哀!
仕方なく、申し訳なく思いつつも日本にいる弟に切手の購買と封筒に貼る作業をお願いしました。というわけで、私の証明書発行申請書や証明書は、台北カブ家 ⇒ 金沢カブ家 ⇒ 日本の大学 ⇒ 台北カブ家 という長い旅を辿ることになりました。
ちなみにアメリカの母校ではインターネット上で申し込むと、無料で4、5日後には成績表が郵送されてきました。。。
次に問題があったのは、前職での離職証明書でした。
私は前の会社に1998年11月1日付けで入社したのですが、先方からは
「人事システム上には1999年6月1日付けの入社となっており、1998年11月1日のデータはありません。」
という回答です。
幸いなことに、社会保険庁より「ねんきん特別便 年金記録のお知らせ」というものが来ており、この記録上では、前の会社での年金資格取得日がきちんと平成10年11月1日となっていましたので、このコピーを先方に送りました。
結果「すみません、1998年11月1日から1999年5月31日のデータが見つかりました。」との連絡が返って来ました。
しかし喜ぶのも束の間、英文離職証明書のドラフトが送られてきたのですが、お世辞にも上手な英語ではなく、これを修正する羽目に・・・。
自分で自分の離職証明書を書くのはやや変な感じがしたのですが、仕方がありませんね。
こうして10年以上前の会社に勤めていたことを証明する離職証明書も入手できました。
最後に写真を撮る前に髪の毛をきちんとしておこうと思い、いつも行く近所の床屋へ行きました。料金は200元(日本円で約560円)ですが、ここのオバサンたちは腕もよいです。いつもよりも人が多く、今日はいつもとは違うオバサンが担当してくれました。
「あなた髪の毛少ないから、もっと短くした方がいいよ。」
と言われ、オバサンのお薦めの通り短くすると、ほとんど丸刈りになりました。
翌日会った台湾人の友人が言いました。
「どうしたの『アニキ』みたいになって!」
ちなみに『アニキ』は既に台湾語になっているのですが、お兄さんの意味ではなく、通常チンピラややくざの『アニキ』の意味で使われます。
そういうわけで一番簡単なはずの写真が、まだ準備できておりません……。
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