今月の日本出張は東京ではなくて、大阪です。
東京へ行く度に、地下鉄や街で暗い日本人を見て(失礼!)、あたかもエネルギーを吸い取られたかのようになって台湾に戻ってくることが多いのです。
ところが今回の出張はどうやら趣が異なるようです。
まず台北発関西空港行きの飛行機に乗っている時に、隣の席には360度どこからみても関西人のお父さんと娘さんと思われる方がいらっしゃいました。
ずっと関西弁で大きな声で話していらっしゃって、私はヘッドホンのボリュームを最大にしても彼らの声が聞こえてくるのです。
更には大阪に着いてコンビニへ行ったのですが、「いらっしゃいませ」という声のボリュームが東京の10倍以上はあるかと思える大きな声です。
喧しいと言えばそれまた事実なのですが、この元気の良さ、活力は私にとって気持ちよく、また自身が台湾に来たばかりの頃を思い出しました。
台湾の前の会社では、兎に角皆の声が大きく、喧しく、このような慣れない環境に仕事の際の集中力の妨げになるため、個室に籠ったりしたことも正直ありました。
しかし、大きな声でガヤガヤやることにより、大きな問題が起きたときにはそれをポジティブに捉えて解決の糸口を見出したり、少なくともそれがストレス解消になって士気を保つことも多いものです。
私自身はこんな台湾の職場の雰囲気が、東京のものより少なくとも楽しいと感じました。
大きな声で挨拶をして、いつも大きな声で話して明るい前向きの態度でいること。
単純なことでかつ今更ながらですが、こんなことの大切さを私は台湾人から学んだような気がします。
追記: 台湾人から過度に学んだのか、語学学校で私の声の大きな声は有名になってしまいました。
更には、他の日本人の生徒さんから「あいつの声は大きすぎる、なんとかしてくれ」とクレームまで受けてしまい、今の私には角部屋(もしかして窓際部屋というべき?)を準備されるようになってしまいました。
声が大きすぎるのも困ったものですね・・・。
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私も関東出身ですが、人々の姦しさに関しては大阪と台湾に通じるものを感じていました。私は2001-02に台北に居ましたが、当時は今の台北より全体的に統制がとれておらず(MRT等で人が並ぶ事はなく、いつもグチャグチャでした)、赤信号が青に変わる直前にわたりだす様とか大阪だと思っていました。
返信削除ついでに当時携帯電話のバイブレーション機能に関わる部品の販売に携わっていましたが、日本に居た頃は中華系の民族は携帯電話を持っているというステータスを周りに見せつけるために機能を使わない人が多い!というのが通説になっていましたが、いざ台湾に滞在してみると周りがもっと騒がしいのでこの人たちは単純に気にしないんだなと思ったものでした。
台湾ではじめてタクシーに乗って、行き先をうまく発音できなくて運転手さんに、「あぁ!?」聞き返されたとき、なきそうになりました(笑)
返信削除携帯の話は面白いですね。
返信削除日本では電車の中での携帯の使用は禁止ですが、台湾ではそうではないですね。やはり常にガヤガヤしているので、確かに気にならないのでしょうね。笑
明るくて前向きでガヤガヤしているところは、大阪と台湾で共通ですね。
また、赤信号が変わる前に渡りだすような俊敏でせっかちなところもこれまた、大阪と台湾(北部)の共通項ですね。
行動ののろい私には、ややうらやましいような、そんなせっかちでなくてもいいじゃないという両方の気持ちがあります。
私自身、2年ほど前にタクシーで「『中華映管』(台湾の大手ディスプレイ企業)までお願いします」と言ったときに、「あぁ、『中華賓館』(=『ラブホテル中華』)?!」と運ちゃんから言われました。
返信削除この時の精神的ダメージはかなり大きかったですね。。。
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