台湾大学EMBAでの最大の苦しみ、それは、先生が仰られるジョークの大体半分が分からないことです!
そんなバカなことを、と仰られるかもしれませんが、周りの皆が笑っているときに、自分だけ首をかしげている時は、時間の流れが急に遅くなり、世界で一人ぼっちになったかのような孤独感に襲われます(やや大袈裟かな)。
ちなみに、台湾大学EMBAの講義は基本的に北京語ですが、先生によっては授業の3分の1ほどは台湾語を話されている方もいらっしゃいます。
とりわけ面白いことやジョークを仰られるときには、北京語ではなく台湾語を使うことが多く、しかも時には教養人らしく、諺や伝統的な言い回しを利用したりするのです。
北京語のジョークでも難しいのに、台湾語ともなれば、私の現在の語学力では全く歯が立ちません。。。
そんな悩みを隣に座っている同級生(僕と同い年で某ホテルの女社長。通称「姉御」)に話したところ、
「勉強のことだったら全然ダメだけど、ジョークぐらいだったら私に任せなさい、心配しないで!」
とのこと。
それではと日本出張から帰ってきたときに好物の『白い恋人』を一箱買ってきて、彼女に贈りよろしくお願いしました。
しかし、実際に先生がジョークを仰られるときが来たところ、
「この先生はオヤジギャグだから、聞いていない、ああ寒い寒い」
「あれ、今の台湾語難しくて私にも分からなかった、フフフ」
「ゴメン、今ぼーっとしてた、ハハハ」
しまいには、
「えー、今先生なんて言ったの?」
と反対に私に聞いてくる始末。
もー姉御しっかりしてよ、と言いながら、最近はソニーのICレコーダーを買って、姉御よりもICレコーダーさんに頼る僕でした。。。
やはり、『求人不如求己』、何事も人を頼りにしていてはいけないのです。
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