最近台湾で『永久居留証』(=永住権、アメリカでいうグリーンカード)を申請する日本の方は少なくないようですね。
私ももうすぐで申請資格が得られますので、準備を開始しました。
色々とインターネット上で調べると、移民局のウェブサイト上の記述は難しくて分かりにくいし、日本語の情報はやや移民局のものと違うような気がするので、自分でまずは移民局へ行って聞いてみることにしました。
やる気満々で、移民局のインフォメーションデスクで「永久居留証の申請準備をしようとしているのですが」と切り出すと「担当者が本日はお休みなので、後日電話で問い合わせて下さい。」とけんもほろろのご回答。
相変わらずお役所さんだなと思い、こちらも粘ったのですが、担当者は一人しかいないためどうにもならないことが判明、「永久居留証申請プロセス」という紙一枚を受け取り、すごすごと帰宅するはめになりました……。
日を改めて、移民局の担当者に電話を入れました。
思ったより親切そうな感じの方で、「永久居留証申請プロセス」の紙に沿って申請プロセスについて説明してくれました。
せっかくですので、このとき聞いたことをもとに、申請に必要なモノのリストをまとめてみました。
✤
永久居留証申請のための必要書類リスト
1. 写真 …… 身分証明証用の写真1枚
2. 合法な居留期間の出入国記録証明 …… オプショナル。もし毎年の台湾での滞在期間が183日を超えているかを確認したい場合には、移民局の地下1階でこの出入国記録証明を作成してもらえます(費用は100元)。
3. 過去5年間に使用しているパスポートのコピー …… もし過去5年間にパスポートを更新しているならば、現在使用しているものだけでなく、古いパスポートのコピーも必要です。(A4の紙を使ってくださいとのこと)
4. 居留証のコピー …… 新旧居留証のコピーすべてが必要になります。(これもA4の紙を使って下さい人のこと)
5. 健康検査合格証明書正本1部 …… この健康診断は「外国人健康検査指定病院」にて受信しなければなりません。この病院のリストはhttp://www.cdc.gov.tw/ct.asp?xItem=2335&ctNode=147&mp=1。健康診断のフォームはhttp://www.immigration.gov.tw/immigration/FileSystem/Application/App126.pdf。3ヶ月以内に取得したものである必要があります。
6. 財力証明 …… 通常、最新の「納税証明」1部。今のタイミングであれば、98年度の納税証明になります。この納税証明は、中華路一段2号にある国税局の外国人カウンターで無料でもらえます。一年間の収入が414、720元以上なければなりません。(価額が500萬円以上の動産、不動産証明でも代替可能とのことです……。)
7. 本国(日本)における犯罪証明書 …… 時間がかかるので、とにかく早めに準備しなければならないとのことです。原文、中国語訳の両者が必要で、更に公証を受けなければなりません。発行日より3ヶ月間有効。
8. 台湾における犯罪証明書 …… いわゆる「良民証」と呼ばれるものです。台北の場合、台北市警察局(延平南路96号)で入手できます。
9. 最近5年間の就業許可証および現在の会社の在職証明 ……在職証明は1ヶ月以内に発行されたもの。(もし親族ベースでの居留であれば、戸籍謄本正本。)
✤
これらの必要な書類を揃えれば、次のステップは担当者に連絡し、面接の予約をすればよいとのこと。
予約のための電話番号は(02)2388-9393内線3125。
私が電話したときには担当者は王先生という方でしたが、担当はときどき変わるようです。
希望面接時期の2週間前ぐらいに電話して欲しいとのことでした。
✤✤✤
0 件のコメント:
コメントを投稿