2010年5月1日土曜日

花若離枝



この「花若離枝」という曲は、1998年の最優秀作詞賞を受賞しています。

台湾語の歌の特徴として、歌詞に隠喩が極めて多く、表面上の意味を捉えるだけれは歌詞の本当の意味が分からないことが挙げられます。

この歌もまさにそうです。

参考までに歌詞に日本語の直訳をつけましたが、これだけではさっぱり意味が分かりません。

出だしの「花」は女性を、「葉」は男性を比喩し、お互いの気持ちに今気づかなければ、二度と機会はないことを言っています。

終りの方にある「一つの肩に二つの鳥の声を担ぐ」という表現は、この女性は自分自身の生活と男性の生活を支えているように捉えることが出来そうです。

メッセージは「私の気持ちに気づいてよ」ということなのですが、それをこれだけの詞にしてしまうところが面白いといえばいいのでしょうか。

本音を言えば、今の私にもまだ難しすぎて、台湾語の難易度をひしひしと感じます。(笑)

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Hoe nā lī ki

Hoe nā lī ki suî liân khì Koh khui í-keng bô kâng-sî
去 
花はもし枝から離れれば 直ぐにしぼむ 次に開くのはもう同じときではない

Hio̍h nā lo̍h-thó͘ suî n̂g-khì Koh hoat í-keng bô tang-uī

葉はもし落ちれば すぐに黄ばむ 次に葉がつく場所はもう同じところではない

Hūn lí m̄-chai gún sim-ì Uī-tio̍h sin-iⁿ tán chhun-thiⁿ
意 
あなたが私の気持ちに気づかないことが恨めしい 新芽が出る春まで待つ

M̄-goān chheng-chhun khang óng-hùi Pe̍h-pe̍h khut-siú piàn ko͘-ki

青春を無駄に過ごすことは望まない むなしくやりきれないまま枝は枯れていく

Âng-hoe bô phang-bī Phang-hoe ia̍h bô âng-iâm sî Chit-keng taⁿ ke siâng thâu thî

赤い花は香りはない 香りの良い花は華やかさがない  一つの肩に二つの鶏の声を担ぐ

Bāng lí chai-iáⁿ gún sim-ì Goān chiong hûn-phek kau-hō͘ lí

あなたに自分の気持を気づいて欲しい そしたら魂を捧げてもいい

Sè-kan léng-loán chêng uī kuì hân-tong ia̍h ē pián chhun-thiⁿ

色々なことがある世界 情は最も尊いもの 寒い冬もやがて春になる

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本ブログの概要

起業、大学院での活動、在台日本人の生活等を通して色々な角度から見た台湾について、そして台湾から見た日本について、皆さんとお話していきたいと思っています。