台湾への留学に興味がある方々へのご参考のため、引き続き昨年大学院受験の際に書いていました日記をご紹介したいと思います。
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政治大学の書類審査受付締切!認証事件発生!!(2009年10月18日)
9月15日にドラフトを渡したというのに、予備校に代筆して貰っている政治大学の書類が出てきたのは10月16日(金)の真夜中でした。ドラフトを渡したときには二週間ぐらいでできますと言っていたのに・・・・・・・。
東京、北京と出張の連続で疲れが出てきた日曜日(10月17日)の気だるい午後、締切が明日なので気を取り直してレビューしました。細かい間違いも、改善点も出して何とか夕方には完了しました。
それから直ぐに「在籍証明書」を作って、会社印と会社代表社印を捺印します。
私の会社は「一人公司」なので、自分でフォームを作って自分で捺印するので、少々変な感じです。
そうそう、髪型を丸坊主にして、周りからはやくざのアニキみたいだと言われていましたが、眼鏡をかけて誤魔化して受験票用の写真も撮りました。
翌月曜日(11月18日)の朝一番で、この在籍証明書と写真と推薦状を予備校へもって行き、私の担当であるVICKYに渡しました。VICKYに「もうこれで政治大学はOKだよね?」と聞くと、「ええ、インターネットでのデータ打ち込みは終わっているので、あとはこれらを含むハードコピーを学校へもっていけばそれで完了!」との答えでした。
「あ、そうだ!」
私は一つ思い出しましたことがあり、続けて聞きます。
「卒業証明と成績証明に『認証』が必要って募集要項に書いてあるけれども、僕の場合本当に必要ないんだよね?」
「もう、あなたはいつから台湾人になったの、外国人は要らないといっているでしょう!」
実は台湾大学の説明会に行ったときに、この予備校の別の方に出くわした際に、彼が成績表の認証が必要かも、VICKYと詳しい話をしてね、と言っていたのでこのように確認したのでした。
「本当だよね?」
「本当です、心配しないで!」
突然北京語ではなく台湾語でVICKYは言いました。私はではよろしく、と言って自宅に戻ったのでした。
自宅付近のコンビニでコーヒーを買っていると突如携帯が鳴りました。VICKYからです。
「念のため政治大学へ電話をすると、外国人でも卒業証明と成績証明には認証が必要との事です。。。」
私はやっぱり、と思いながら彼女に聞きました。
「で、その認証はどうやって取得するのですか。」
彼女は答えます。
「大学側が言うには、あなたは日本人ですので日本の在外公館になるそうです。」
私はすかさず聞きました。
「交流協会(在台北日本大使館に相応)にはそんなサービスはないはず、聞いたこともないよ。交流協会だけではなく、日本の他の国にある大使館でもそんなサービスはないと思う。」
「じゃあ、また政治大学に聞いてみるね。」
とVICKYは言い、一旦電話を切りました。
しばらくすると電話があり、
「政治大学によると、学校がアメリカなので、在アメリカ日本大使館で認証をもらわなければいけないんだって。認証できるかどうか、確認してもらえる?」
「うーん、交流協会と同じでないと思うけど、分かった、時差があるから、今晩ダメもとで確認するよ。」
その晩、ワシントンDCの在米日本大使館に連絡して問い合わせたところ、
「申し訳ございませんが、それは日本政府が発行した文書ではないので、こちらでは認証しかねます。」
という予想通りの回答で、ごもっともというより他にありません。
この認証問題、なんだかややっこしいことになりそうです。。。
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ちょっとコメントが遅れましたが、自分もこの件では少々ごたごたしました。もっとも自身のリサーチ力が足りなかったのと、たまたま現住所が日本国内じゃなかった事に起因するのですが・・。
返信削除日本の出身大学の成績証明書、卒業証明書、銀行の残高表を全ての受験大学向けに日本の駐日経済代表処で認証をもらう必要があったのですが、学部学科のサイトには認証が必要との明記がある大学とない大学があり、一部1600円もしたため、トータルで結構な金額になることから、学部サイトに書いてある必要書類を見て、認証の必要性が書かれていない大学向けには認証をしなかったんですよね。
いざ受験の書類をまとめ出したころに、大学の外国人留学生向けのサイトに誘導され、初めて全ての書類に認証が必要なことが分かりました。しょうがないのでもう一度帰国し、認証するという余計な手間と時間をかけてしまいました。
もっと早い段階でしっかり調べておけば、済んだ話なんですが・・・。
もう少し早めにこの日記を発表すればよかったですね。。。
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