2010年5月6日木曜日

山本頭の謎を解く!

(↑高雄には『山本56』という床屋さんがある人のことです)

もう5年も前のこと、台湾に来たばかりの僕は台南にいました。

台南の街を同僚たちと散歩しているときに、とある理髪店の前を通りかかりました。

そこには、色々な髪型の名前が書かれていたのですが、その中に「山本頭」という3文字がありました。

「『山本頭』ってなに?」

と僕は同僚たちに聞くと、そのうちの一人から

「あー、日本の軍人の山本なんとかさんの髪型だよ。」

との答えが返ってきました。

「えー、もしかして山本五十六?」

「そうそう、山本五十六の髪型、だから『山本頭』。」

まさか山本五十六の名前を台湾で聞くとは思いもよらず、そして五十六を北京語で言うと「うーしりょう」で、マージャンの役かなんかみたいで変な感じながら、再度尋ねました。

「えー、山本五十六ってどんな髪型してたっけ?」

「んー、それは僕も知らない、せっかくだから試してみたら?」

しかし、僕には元々日本語でいて、けれどもエキゾチックな響きの『山本頭』なるものを試す勇気なぞなかったため、僕たちの会話はここで終わりました。

それから何年も経った最近、元理容師の友人とカラオケに行ったときに、突然山本頭のことを思い出したので、彼に試みに『山本頭』とは何かと聞いてみました。

「山本頭は平頭(=短い角刈り)とよく似ているけれども、違いは生え際をきれいなMの字形に揃えることなんだ。」

とプロフェッショナルな説明があり、流石は専門家は違うと妙に納得したのでした。

自宅に戻りインターネットで調べると、とある台湾の理容師さんがブログにて『正宗山本頭』(=本家本元山本頭)と『山本頭』を写真つきで説明していらっしゃいました。

http://tw.myblog.yahoo.com/gogo888-123/article?mid=4415&prev=4417&next=4368

このブログには山本頭の由来も書かれています。

(日本語訳)第二次世界大戦中、日本の有名な海軍の山本五十六将軍は、格好良く、品格と威厳があったが、髪質は太く硬く、また濃密であったため、このような角刈りにしていた。これが誰もが愛する『山本頭』の由来である。~

そう言えば「新高山登れ、トラトラトラ」の新高山も台湾の玉山のことでした。

山本五十六さんが台湾に来たことがあるのかはわかりませんが、彼も台湾を愛した日本人の一人だったのでしょうか。

(私は右翼でも左翼でも友愛派でもない、ただの台湾好きの日本人です。念のため。)

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2 件のコメント:

  1. デューク東郷のヘアスタイルに似てますなぁ

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  2. 私も誰かに似ていると思っていたのですが、なんとデューク東郷さんでしたか!

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本ブログの概要

起業、大学院での活動、在台日本人の生活等を通して色々な角度から見た台湾について、そして台湾から見た日本について、皆さんとお話していきたいと思っています。