台湾への留学に興味がある方々へのご参考のため、引き続き昨年大学院受験の際に書いていました日記をご紹介したいと思います。
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台湾でのEMBAプログラムの入学試験について(2009年8月12日)
2010年入学者向けのEMBAの入学募集要項はまだ発表されていません。試験が一番早いのがやはりトップ2の台湾大学と政治大学のようです。手始めとして、去年の入学募集要項や両大学のウェブサイトを見てみました。
まずはこのウェブサイトに掲載されている情報によると、両校ともに10月に申し込み受付、11月に試験、合格発表という流れのようです。(他の大学のEMBAはすべて入学試験は来年2010年に入ってからになります。)
なお、政治大学の面接試験の日程が「GEMBA」「EMBA」で分かれていますが、GEMBAはGlobal EMBA の略です。EMBAは通常のEMBAになります。
台湾大学は、この表の中では特に分類はありませんが、商学、財務金融、IT、会計および管理戦略、国際企業管理の5つのクラスに分かれるようです。
入学審査ですが、両校とも筆記試験、書類審査、面接の3つから評価を行うようです。
筆記試験については、台湾大学ではウェブサイト上に参考問題が公表されています。読解力(中文および英文)、計算力、論理力についての選択肢問題と、ケース分析の記述問題が含まれています。
書類審査については、台湾大学の書類審査の個人データ表のフォーマットが公表されています。
この中身を確認すると、実際には自分の個人データを記入するだけではなく、下記のようなエッセイを作成する必要があることが分かりました。
1.基本データ: 現職の会社紹介、職務の説明。
2.目標計画: EMBA修了後の短期かつ長期の具体的な目標、EMBAとの関連。
3. リーダーとしてのこれまでの達成事項: リーダーとして組織にどのような変革をどのようにもたらしたか。
4.学習経験: 人生の中で最も挫折した経験とその中で学んだこと。
5.プロフェッショナルとしての達成事項: プロフェッショナルとして最も誇りに思っている達成事項とそれを支えたコアとなる価値観。
6.個人の特質: 台湾大学EMBAの多様性に寄与するための、差別化可能な特質や経験。
このようにエッセイはかなりの量で、一つ一つの課題は良く考えなければ上手く書けません。
台湾大学は、現在までのキャリアにおける達成事項や未来へのポテンシャルは勿論ですが、読解力、論理力、書く力、話す力等の基本的な力を総合的に見ているように思われます。
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