3月2日、遂に台湾大学EMBAのクラスが始まりました。
始まったといっても、実は正式な単位が与えられるクラスではなく、『先修班』と呼ばれるウォームアップのクラスです。
経済学、会計学、ケーススタディ分析の3コースがあり、本日は経済学のクラスが開講しました。
台湾大学のキャンパスを改めてゆっくり歩くと、日本に戻ったかのような感覚に陥ります。
ここは昔7番目に設立された台北帝国大学でした。
現在は国立台湾大学になっているのですが、往年の建物はそのまま残っています。
そして、何故かセブンイレブンはもとより、カレーのココ壱番屋、コーヒーのドトール、山崎パンなどもキャンパスに入っています。
台湾大学は売店やレストランも建物に合わせて、あえて日本風にしたのでしょうか?
教室の中も、年季が入った長い木の机と椅子が使われていて、伝統の重みと懐かしさを感じさせられます。
経済学の授業は、シラバス(コース概要)の説明からはじまり、先生の作った中国語と英語が混じったパワーポイントの資料に沿って講義が行われました。
このあたり、講義はアメリカの大学に近いように思いました。
また、講義の際にはパワーポイントのコピーが事前に配られるので、当初ノートを書くのが先生に追いつけるか心配していた私もほっとしました。
もう一つの懸念点である聞き取りですが、1番前の席に座って教授にプレッシャーを与えたのが功を奏したのか(?!)、教授の語り口も心地よいスピードで大きな困難はなく、これもほっとしました。
(講義は北京語で行われます。)
蛇足ですが、台湾の経済学の初歩的な語彙は日本語とほぼ同一のようです。
ですので、仮に聞き取れなくても、映し出されるパワーポイントを見ればなんとかなることを発見しました。
MBAは、仕事を経験してからか、仕事をしながら行くといいですね。
返信削除カブちゃんの場合は、実践があるから、MBAのクラスに大きな貢献ができると思います。例えば、アカデミックの世界ではサプライチェーンはこうだけど、実際は人と組織、つまり、人間関係や組織力学が存在してうまく行かないとか。国別で企業の考え方が違うとか、、、。
とにかく、楽しんでください。
羨ましい限りです。
どうもありがとうございます。
返信削除最近実践はいささか自信がついてきたのですが、経営学の理論的なところは不勉強です。
実践での経験を活かしながらクラスに貢献し、また自分自身は実践と理論のバランスをとるようにしていきたいと思っております。
今後ともご指導のほど宜しくお願い申し上げます。